くりーたのブログ

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学校を作りたい

僕は将来、学校を作りたいと思っている。こんな話をすると大抵首をかしげて、「カンボジアに学校を建てたいとか?」と聞かれるのだが、そうではない。できれば日本に建てたい。

すると次には「ああ、私立ナントカ学園の校長先生になりたいの?」と聞かれるのだが、またもや少し違う。別に校長の像とか作って威張りたいわけじゃない。私立学校でもいいのだが、もっと自由なフリースクールのようなものを作りたいのだ。

すると今度は「わかった!学校に行けない子どものための居場所を作りたいんだね」と納得したように言われるのだが、それもちょっと違う。「学校にいけないから」という理由ではなく、子どもに自ら「選んで」うちの学校には来てほしいと思っているし、「居場所」以上の存在でありたいとも思っている。

 

オルタナティブスクール」という言葉を知っている人だと話が早いかもしれない。僕の作りたい学校も多分、「オルタナティブスクール」という括りに入るのだと思う(※1)。

オルタナティブスクール=alternative(代替的な)school(学校)の「オルタナティブ」は音楽ジャンルの「オルタナティブロック」等の「オルタナティブ」と同じものである。つまりメインストリーム(音楽で言えば、大衆的或いは伝統的、様式化したポップスやロック)から外れた、その代りになるような新しい何か。それが「オルタナティブ」である。 

では「学校」のメインストリームは何かというと、法律によって定められた、つまり国によって認可された学校群だ。日本では、学校教育法第一条(※2)で定められていることから「一条校」と呼ばれている。要するに、皆さんの多くが通ってきた「学校」である。

 

僕は従来の学校に代わる新しい学校を作りたい。

いや、だって明らかに今の学校はおかしいでしょ?もちろん楽しいこともあったけどさ。でも学校に行きたくない子も含めて全国の子どもたちを半強制的に学校に閉じ込めて、子どものやりたいことや特性を無視して全員同じカリキュラムを同じペースで進めていく。しかも、それを小中高合わせて12年間、朝から夕方までほとんど1日中ってのはおかしくないか?他にもカリキュラムの内容とか、抑圧的・閉鎖的な雰囲気とか、言いたいことは沢山あるけど、それはまた後日書きたいと思う。

 

最近ではようやく国も教育政策として、大学入試改革や授業へのICT導入、アクティブラーニング推進等を掲げるようになった。これ自体は歓迎すべき変化だが、やはり国全体で動くとなるとどうしても変化のスピードが遅くなる。それに経済界の意向や政権与党の教育観も気がかりだ(企業に貢献する人材の育成?愛国心の涵養?クソ食らえだ!)。学習指導要領の縛りや教育委員会の目もあって、学校現場で出来ることも限られている。となると、やっぱり自分たちで学校を作っちゃった方が早いんじゃないか?

 

今、教育に一番欠けているのは、「これだ!」というビジョンだと思う。ガラケーのゴテゴテ機能とマイナーチェンジの繰り返しにうんざりしていた時に、颯爽と登場したiPhoneのような、あの新鮮な衝撃が教育界には必要なのではないか?僕は自分の学校を教育界のAppleにしたい。「この学校いいな!かっこいい!」ってみんなが言うような学校像を提示したい。ガラケーからスマホに移り変わった時みたいに、メインストリームの学校もどんどん僕たちを真似し始めて、僕たちがメインストリームになる。そうして日本の教育を変える。それが僕の夢だ。

 

じゃあどんな学校を作るのか?実は僕もまだ断片的なイメージしか描けていない。これからこのブログで少しずつ言語化していきたいと思う。どうぞお楽しみに!

 

 

世界一素敵な学校―サドベリー・バレー物語

世界一素敵な学校―サドベリー・バレー物語

 

 

※1 例を挙げると、デモクラティックスクール(サドベリースクール)やシュタイナー学校、モンテッソーリ、イエナプラン等がオルタナティブスクールとしては有名である。ここでは詳しくは説明しないが、興味があれば各自で調べてもらいたい。どの学校もユニークな教育活動を行っている。なお「学校を作った先人」は日本にも多数いるので、これもどこかで紹介したい。

 

※2 学校教育法第一条 :この法律で、学校とは、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする。